高殿アカリのゆるゆるブログ

映画、漫画、小説など心に刺さったものについて、ゆるゆると書いていくブログ。ときに、ちょっとしたエッセイ風味も。

どこまでゆくの。だれまでゆくの。【eri 東京個展7『手紙』】

こんにちは。
高殿アカリ(@akari_takadono)です。

今日は、12月8日より開催されているeri(@silent_letter_)さんの東京個展7『手紙』に行ってきました!

去年よりも落ち着いていたのか、個展開場の扉を開けるまでは比較的穏やかな気持ちでした。
しかし、扉を開けたあと、迎える原画たちに私の呼吸は止まりました。

心臓がバクバクと鳴り響き、震える手を必死に抑えながら、溢れそうになる涙を必死に止めながら、私は愛おしい原画たち一人一人に会いに行きました。

どの子も可愛くて切なくて、愛おしくて生きていて、透明で淡くて、儚くて力強い。

その堂々たる彼らの圧倒的存在感に、私は自らの無力を悟りました。
死んでるみたいに生きている私よりも、遥かにしっかりとみずみずしく、彼らは生きていました。

ポスターやらポストカードやら画集やらであんなにも見飽きていたと思っていた子達も、やっぱり生きていて。
私は自分が恥ずかしくなりました。

原画に勝る迫力はないんだなと、改めて思わされました。
(そうは言っても、持っていないポストカードたちはすべて購入したんですがね、うふふ笑)

今回の個展は新作と過去作の入り交じる、素敵な空間でした。
季節を食べた去年とは違い、今回は生命そのものを呑み込まされた気がしています。

一人一人の前に立つと、みんながみんな物凄い吸引力をもってして、私をその場に引き留めようとしてきました。
それもあの手この手と多種多様な手段で。

「私を見て!」
「いや、私よ!!」
「あの、、、私も、いるわよ、、、?」

そんな言葉たちが聞こえてきそうでした。
もう、みんな大好きだから!!!!とひとり心の中で悶えていました。笑笑

また、今年はeriさんの活動が10周年目という節目の年で、しかも個展のテーマが『手紙』という!!
この嬉しさを私は噛み締めながら、足を運んできたのです。
本当に本当に10周年、おめでとうございます!!

さらに、たっっくさん、ご本人様やお手伝い様(テプスパ様)とお話させていただけて、本当に嬉しかったです。楽しかったです。
色々なわがまま(便箋一枚もらっていいですか、ブログに今日の事書いてもいいですか、サインくださいetc.....)も快く承諾してくださり、本当にありがとうございました!!

また、イベントでもお会いしたいですし、必ずテプスパ様の方へも(長野県松本市)足を運びたいと思います!!

 

では最後になりますが、ちょっとした(私的)プチハプニングをお話します。笑

御二方とご談笑したあと、5850円分の彼らを購入したのですが、自分の財布を見ると6000円しかなく、ひとりで焦っていました。

何たる不覚!
まさかの準備不足!!

お昼ご飯を食べてから行かなくてよかった、と心底思いました。笑
(当初はお昼ご飯を食べてから向かうつもりだったのですが、完全に忘れていた。笑 ぐっじょぶ。笑笑)

そのあと、なけなしの小銭を握り締め、駅前のラーメン屋さんに入りました。
(実は去年も個展の後にそこでご飯を食べました。)

ちゃりんちゃりん、と小銭を払って、財布を確認。
私の帰りの所持金は85円でした。
(小学生レベルの金額www)

めでたし、めでたし。\(^^)/

 

兎にも角にも、素敵な空間。
細部まで描き込まれた原画たち。
紙飛行機が飛んできて、
僕達は手紙を受け取った。
僕達は手紙を差し出した。

宛先はどこ?
差出人はだれ?

どこまでゆくの。
だれまでゆくの。

流れる時間が過ぎ去るものだと、
知ってはいても。
また、会いにゆきたい。

 

以下、個展の詳細です。
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東京個展7『手紙』

・12/8日(土)〜11日(火)
・a.s antiques gallery
(代官山駅から徒歩2分、恵比寿駅から徒歩7分)
・OPEN 12:00 - 20:00
(最終日は18:00まで)

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それではまた、どこかで。